ピル処方(保険診療、自費診療)
 
  ピルについて

ピルは卵胞ホルモンと黄体ホルモンの合剤であり、10年ほど前より日本でも欧米と同様に低用量ピルが認可され、副作用が少ない事もあって、より多くの女性に安全に使用されています。きちんと服用すれば避妊効果は99%以上といわれています。

避妊以外にも
、月経に伴う症状の改善の目的で、ピルは使用されることがあります。

生理痛の軽減(痛みの強さが1/4〜1/5程度に)
生理不順の改善、出血量の減少、出血日数も3日程度に
過多月経時の貧血改善
尋常性座瘡(にきび)の改善
長期の服用(5年以上)によって卵巣がんや大腸がんも減少します
乳房の良性腫瘍も減少します(ピルで乳がんが増加するというデータはありません)

時に飲みはじめの時期に吐き気や頭痛、少量の出血を伴うこともあります。内服を続けるうちに症状がなくなることが多いですが、症状がひどい場合はご相談ください。ピルの中止もしくは変更を行います。

  ピルの処方(保険診療)

生理痛、生理不順がひどい場合や、子宮内膜症があって、病気の治療の目的でピルを服用する場合には保険診療になることがあります。
もちろん自費診療と比べると使用できるピルの種類は制限されますが、効果はほとんど同じです。
使用するピルについては、患者さんとの話し合いの上で決めていきますので安心してご相談下さい。

  ピルの処方(自費診療)

単に避妊目的で低用量ピルを使用する場合には、全て自費診療になります。
初めて来院された時に初めて来院された時に、ピル内服を始める上でリスクの高い方でないかどうかをお聞きし(必要があれば簡単な血液検査を行います)、異常がなければピルの処方を開始させていただきます。

※一度に最大6シートまで購入していただけます。