子宮がん検診(子宮頸がん検診、子宮体がん検診)

flowers5子宮がん検診には、子宮の入り口である子宮頸がん検診と子宮の内部である子宮体部がん検診とがあります。最近の研究によると、子宮頸がんのほとんどは、性感染症であるヒトパピローマウィルス(HPV)が関与していることが明らかにされています。また、性活動の若年化に伴い、子宮頸がんも20代後半の罹患率の増加が認められています。子宮頸がんの進展は一般に緩徐であり、前がん段階から浸潤がんとなるには5〜10年かかるといわれています。そのため、検診を積極的に行い初期の段階の異常を早期に発見する事が大切です。

初期の子宮頸がんであれば、病気の部分だけを治療し、子宮自体を残すことが可能なので将来妊娠・出産することも出来ます。

子宮頸がん検診であれば子宮の入り口を綿棒や専用のブラシでこするだけですので、痛みは全くありません。
結果は数日〜1週間程度で分かります
当クリニックでは、もし細胞診で異常が認められてもすぐにコルポスコピーによる精密検査が可能です。

子宮頸がんの初期は無症状であることがほとんどなのに対して、子宮体がんの初期には不正出血が起こることが多いです。
そのため、子宮体がん検診は不正出血が続く場合や、超音波検査で子宮内膜の肥厚が見られる場合に行います。
子宮の中まで細い器具を挿入して子宮内膜の細胞を採取します。子宮頸がん検診と比べるとやや痛みが出ることがあります。当クリニックでは最も細い採取器具を用いて行いますのでほとんど痛みはありません。

高松市子宮がん個別検診について