緊急避妊とは避妊をせずに性行為をしてしまった場合や、途中でコンドームが破れてしまい避妊が失敗してしまった時に妊娠を防止する方法です。
もっとも一般的な方法は緊急避妊ピル（アフターピル）です。

アフターピルは失敗してしまってから72時間以内に服用する必要があります。
しかも出来るだけ早く服用した方が、避妊効果が高いことが分かっています。

この度、ノルレボ錠のジェネリックであるレボノルゲストレル錠1.5mg「F」（レボノル錠）が新発売されました。

 

効き目や安全性が先発品と同じだと認められてから発売されます。開発にかかる期間が先発品と比べて短い分費用が安くて済むため、価格を安くすることができます。

 

 

ノルレボ錠と、
新しく発売されましたジェネリックのレボノル錠を当院でも採用しています。

ジェネリックのレボノル錠の方が価格は安くなります。

 

ヤツペ法によるアフターピルも引き続き扱っておりますので、ご来院の方はどちらのお薬をご希望かをお伝え下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノルレボ錠・レボノル錠はアフターピルとして国に認可された薬です。
ヤツペ法は中用量ピルをアフターピルとして代用（オフラベル）する方法です。

ノルレボ錠・レボノル錠とヤツペ法の大きな違いは、副作用の発現率とノルレボ錠・レボノル錠が緊急避妊を目的とした専用の薬であるという点です。

ヤツペ法は中用量ピルをアフターピルとして代用しているため、服用した方の半数に強い吐き気や嘔吐が出るという副作用が出ていました。


ノルレボ錠・レボノル錠は吐き気をはじめとした副作用が非常に少ないことが特徴です。

 

 

アフターピルは排卵や着床を阻害することで妊娠する可能性を低下させる効果がありますが、妊娠を完全にブロック出来るわけではありません。
そのためアフターピルを服用しても、妊娠する確率は0％にはなりません。
ノルレボ錠を服用すると、服用しなかった場合と比べて妊娠する確率を1/5に減少させる作用があるといわれています。

ノルレボ錠・レボノル錠は、ヤツペ法と比較すると以下の特徴があります。

１）妊娠予防効果が高い
２）吐き気・嘔吐などの副作用が非常に少ない
３）国に認可されたアフターピルである