子宮内避妊システム |
ミレーナ | ![]() |

もちろん一度子宮内に装着してしまえば5年間は有効で、ピルの毎日薬を飲むわずらわしさ、飲み忘れの心配も不要です。
ミレーナの避妊だけではない効果は、出血と痛みからの解放、そして、子宮体がん予防にもなります。 毎月の出血、月経不順の不正出血、筋腫や内膜症の出血や痛み・・・「もう子宮をとるしかないの?」と悩んでいる方。 今すぐ手術しなければならない人以外、誰でも試してみる価値はありそうです。 また、乳がん術後、高血圧、血栓症、肥満などピルをのむのをためらわれる方にも適しています。 ホルモンの作用は子宮やその周辺に限られ、全身へのホルモン作用はありません。
もちろん、外来で簡単に挿入、抜去できますし、ふだんの生活で抜けてしまうことはありません。
現在では世界100カ国以上で、のべ1千万人を越える女性が使用しています。
避妊のメカニズム | ![]() |
ミレーナ52mgは、黄体ホルモンを子宮の中に持続的に放出する子宮内避妊システム(IUS: Intrauterine Contraceptive System)で、低用量経口避妊薬(OC)の高い避妊効果と、子宮内避妊用具(IUD)の長期の避妊が可能であるという特徴を持っています。
ミレーナ52mgは、子宮内膜に作用して内膜がうすくなり、受精卵の着床(妊娠の成立)を妨げたり、子宮の入口の粘液を変化させて精子が腟の中から子宮内に進入するのを妨げたりすることで避妊効果を発揮します。

なぜ子宮内膜はうすくなるの? | ![]() |
ミレーナ52mgは子宮内に装着されたあと、付加された黄体ホルモンが子宮の中で少しずつ放出されます。 この黄体ホルモンは子宮内膜の増殖を抑える働きがあるため、子宮内膜はうすい状態となり、月経量は減少します。

なお、保険での取り扱いはしておりません。
自費のみでの対応となります。